マイクロスコープを使った精密根管治療
歯の中には、歯髄と言う組織が入っています。触ると激痛がするので神経と呼ぶことも有ります。虫歯になってもそのまま放置をしておきますと、痛みが出てまいります。つまり歯髄に細菌感染を来たしたからです。治療は、その細菌感染してしまった歯髄を取り除き、人工物でその空間(根管)を充填して治します。
その際に、活躍するのがマイクロスコープ(実体顕微鏡)です。つまり歯の中を3倍から24倍程度に拡大して、それを見ながら治療をするのです。未だ、マイクロスコープを使った根管治療は、日本ではあまり普及しておりません。しかし、米国では当たり前の治療となっております。当会では6台の診療台全てにドイツ、カールツァイス社製のマイクロスコープを装備しております。
当院の根管治療は、理事長の久保倉弘孝が体系化した根管治療法であるK.SRCT法に準じた方法を用いています。