▼ MENU

銀歯からセラミックにすることで減らせるリスク

投稿日: 2017年4月30日  | カテゴリ: その他

歯の治療時に使用する素材として、現在は銀歯ではなくセラミックを選択する人が増えています。
セラミックの場合、保険が適用されませんので銀歯よりも高価になるのが難点ですが、それでもセラミックにすることのメリットがあると考える人が多いということでしょう。

では、銀歯をセラミックにすることで減るリスクとはなんでしょう。

 

◆審美性 見た目の良さ

銀歯はどうしても目立ちます。
場所によっては話すたびに人に見られることを気にしなくてはいけないこともありますが、セラミックの場合は天然歯と殆ど同じ見た目になるので、審美性が向上します。

 

◆二次虫歯のリスクが減少する

大人の虫歯で多いのが、銀歯と天然歯の隙間から虫歯になるという場合です。
歯磨きの仕方の問題ではなく、銀歯や隙間のセメントなどの劣化によって起こるものです。
口内は酸性になったりアルカリ性になったり、熱いものや冷たいものを食べたりと環境としては過酷であるため、銀歯の劣化は意外に早いのです。

ちなみに、銀歯と天然歯はぴったりとくっついているわけではなく、銀歯が取れないようにはめ込んでいるため、中で虫歯になっても早い段階で自然に取れることは少ないのです。
ですから、取れた時には虫歯が相当進行しているという問題もあります。
セラミックは陶器の一種なので虫歯にもなり難く、天然歯ともくっつきます(一体化する)ので、セラミックの下で虫歯が進行しているということはまずありません。

 

◆歯茎が変色しない、金属アレルギーが起きない

銀歯は経年によって金属成分が溶け出すため、歯茎が黒くなってしまうことが多いのです。
セラミックなら溶けませんので変色を防げますし、金属ではありませんのでアレルギーも起こりません。
ちなみに、銀歯が理由の金属アレルギーの場合、直ぐに症状が起こる時と、溶けた金属が体内に蓄積されることで十数年以上が経過して突然起こる時があります。

◆銀歯は精度が低い

銀歯は50年前から作り方が変わっていません。
多少の精度は上がりましたが、基本としては粘土で型をとって手作業で製作しますから職人の経験と勘が頼りであるため、仕上がりにも微妙に差が出来ることがあります。

 

セラミックはパソコン上で形を作って、機械で削り出すため、殆ど形に誤差がないというメリットがあります。
詳しくは、こちら 即日完了セレック のページをご覧ください。

 

サイト内検索はこちら

この記事の関連記事

冷たいもので歯がしみるという経験をした人は結構多いかもしれません。知覚過敏である場合も多いのですが、虫歯になっている可能性もあるため、歯がしみる時には歯科に受診した方がいいと思います。  歯の表面はエナメル質というもので覆われていて、その下に象牙

歯の根が割れる『歯根破折』というものがあります。歯の根の骨折とも呼べるもので、頻繁に聞く言葉ではないかもしれませんが現在、虫歯や歯周病の次に歯を失う理由として位置しているものです。ここでは、歯根破折について少し記そうと思います。 ◆治療方法 現

歯周病も軽度、中度、重度で症状が変わって来ます。ここでは、重度の歯周病について記そうと思います。   重度になると、歯を支えている骨の2/3以上が溶けていると思います。歯周ポケットがとても深くなりますし、歯が相当グラグラし始めます。歯のグラつき


アーカイブ

2022

最新記事

託児サービス
厚労省より認定されました

診療時間

休診日

日・祝日

calendar.png