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親知らずのトラブルと抜歯について

投稿日: 2016年5月17日  | カテゴリ: その他

最近、親知らずが生えない人が日本国内で増加傾向にあります。 食文化の変化がその原因と考えられています。
あなたは「親知らず」を抜いた経験はあるでしょうか。

まっすぐ正しい方向に歯が生え、上下の歯同士がきちんと噛み合わさっている親知らずなら特に問題はないので、あわてて抜歯する必要はありません。ただ、親知らずは一番奥の大きな歯なので、普段のケアが難しく虫歯や歯周病になってしまうこともあります。意識して、丁寧なケアが必要です。



■放置することで起こりやすいトラブルについてご説明します。
親知らずは「18歳臼歯」「第3大臼歯」とも呼ばれ、20歳前後に生えてくるケースが多く、親知らずの生え方や方向によっては、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。


◆虫歯や歯周病にかかりやすい
親知らずは3番目の大臼歯として生えるため、毎日のセルフケアが難しい歯です。歯ブラシが届きにくく、どうしても磨き残しが出るため、虫歯菌や歯周病菌の温床となりやすい歯です。隣の歯を巻き込んで虫歯にしてしまうというリスクもあるため、そうなる前の抜歯をおすすめします。

◆痛みや腫れを繰り返す
親知らずは、突然痛みだしたり腫れたりしますが、しばらくすると治まり、またしばらくすると痛みだすという症状を何度も繰り返し起こします。しかし、顔の変形したり、口が開かなくなるほどの痛みや腫れを引き起こして、日常生活に支障をもたらしてしまうようなケースもあります。歯や目の抜歯をおすすめします。

◆生え方で歯並びが悪くなる
親知らずが前の歯を押して斜めに生えていたり、噛み合う相手がないため、歯が伸びてきている場合は、歯並びなど他の歯への影響を考慮し、抜歯することをおすすめします。

◆智歯周囲炎になりやすい
親知らずは「智歯」とも呼ばれ、歯が完全に生えきらず、一部が歯肉に埋もれたところに起こる炎症が智歯周囲炎です。清掃が行き届かず、不潔になることが原因となります。痛みや発赤などが初期症状ですが、進行すると腫れがひどくなって口が開けられなくなり、骨膜炎などを併発する恐れがあるため、注意が必要です。

★妊娠・出産を考えている方
親知らず1本にも、これだけのリスクが考えられるのです。ちょっと怖いけど、親知らずがある方は、抜歯を検討して見てはいかがでしょうか。ちなみに、これから妊娠・出産を考えている方は、事前に歯科検診を済ませて臨んでくださいね。万一、出産中に腫れや痛みがでたら一大事です。

 

 



■抜歯後の問題について
親知らずを抜く場合、抜歯した跡の腫れや痛みがあるのでは・・と、抜歯を躊躇している人もいるかもしれません。
が、腫れ、痛みが起こりえるのは下顎部に限定されるので上部ならさほど心配はありません。

◆下顎の親知らずの抜歯後に腫れや痛みが起こる理由
下顎の親知らずは横方向に生えてくることが多く、隣接する歯によりか掛かる形になっています。そのため、きちんと表に出ること無く歯肉部で埋没した状態になりやすい特徴があります。解消するためには歯肉にメスを入れ、抜歯をスムーズに行うために親知らず周辺の骨を除去したりするのですが、この際に腫れや痛みなどを起こしてしまうのです。

◆抜歯後の腫れ
術後の腫れの程度については、個人差があります。一般的には抜歯した翌日から腫れが起こり、3日程度してから頬の腫れとなります。歯肉を切り開いた箇所、骨を削る範囲、量によりその腫れの度合いもかわります。状態が落ち着くまでには約1週間程度と考えておくと良いでしょう。

◆抜歯後の痛みについて
抜歯する際に使用する麻酔の効果が薄れてくると、痛みを感じ始めます。
歯科医院で処方される鎮痛剤を使って症状を抑えるようにしましょう。また、血流量が増えると痛みが増大するので、抜歯してから1日を目安に患部を冷やすのも効果的です。

◆3日以上、痛みが続くようであれば、歯科医に相談してください。
通常、抜歯後に出来る穴には出血を抑えるカサブタができますが、きちんとカサブタが出来ない状態は問題です。「ドライソケット」のおそれもあるため、歯科医のアドバイスを受けましょう。

◆親知らずの抜歯に伴う出血について
一般的に、だ液に多少混ざる程度なら問題はないのですが、人によっては出血がずっと、とまらないといった事態になることもあります。そういった場合は抜歯した箇所で、ガーゼを1時間程度噛んで対処します。が、それでも出血が止まらない場合は、歯科医のアドバイスを受けてください。

◆親知らずの抜歯後に口が開きにくい
顎の筋肉周辺に炎症が発生すると口をスムーズに開けづらくなります。さらに、喉付近の筋肉が炎症を感じる場合は、食事で食べ物を飲み込む際につらくなる場合も考えられます。

◆抜歯後にアザ
抜歯を行った際に内出血になると、抜歯した箇所にアザができることがありますが、しばらく時間が経つと収まってくるので、特に神経質になる必要はありません。

 


いかがでしょうか?
こういった上記の症状については、抜歯の際の治療の程度で変わってきます。また、個人差もあります。免疫力が高い若い年齢であるほど術後のトラブルが少ないため、親知らずの抜歯が必要であれば、なるべく早期に行うと良いかもしれません。不安に感じられる点がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

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