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定期健診はどうして必要なの? 頻度は?

投稿日: 2016年12月25日  | カテゴリ: その他

 

歯の健康を守るためには、歯医者さんに定期的に通う必要がありますが、どうして歯の定期健診って必要なのでしょうか?電動歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなど、歯をケアできるアイテムでセルフケアしているだけでは不十分なのでしょうか?

 

セルフケアはとても大切な事ですが、例え様々なアイテムを駆使しても落としきれない汚れというのは必ずあります。そうした汚れを歯医者さんで除去してもらい、キレイに落としておかないと、虫歯や歯周病の原因になってしまうのです。

 

初期の虫歯だと自覚症状がなく、虫歯がひどくなってからしか気付かない事もありますが、歯医者さんで定期健診を受ける事により、初期虫歯からしっかりとケアしてもらえます。虫歯を早期発見し、早期治療ができれば、治療もあっという間に終わり、精神面でも経済面でも負担が軽減されます。
また、虫歯以外のトラブルも定期健診によって早めに見つかり、早めに対処してもらえますから安心です。

 

歯の健康は、体の健康と繋がっています。
歯が健康であれば、体の健康寿命にも影響を与えます。健康な歯でしっかり物を噛んで食べるというのは、健康的な生活をする上で欠かせない事です。歯周病菌があると、それが体中をめぐって病気をもたらす事もありますから、常に口の中を良い状態で保てるようにする事が、病気を防ぐ事にもなります。また、自分の歯であれば、異物が入った時にすぐに分かりますよね。年をとっても自分の歯で食べていれば、それが自然と健康を守ってくれる事に結びついていきます。

 

日本人は外国人に比べると、歯に対する意識が低いと言われています。
特に、欧米では歯の治療費が高いという事もあって、歯への意識はかなり高いようですが、日本でも歯への意識が高まれば、もっと健康で長生きできる人は増えてくるでしょう。成人の80%は歯周病にかかっているともいわれる日本ですが、歯の健康は体の健康にも通じています。歯も体も健康をキープできるように、定期的に歯医者さんで診てもらうようにしましょう。

 


■定期検診の頻度はどのくらいが理想?

 

歯の定期検診、頻度はどのくらいが良いのか気になることもあると思います。多くの歯科医は3ヶ月から半年に1回の頻度を推奨しているようです。

これは、歯垢が歯石に変わるのに2~14日程度かかり、歯石が歯に付着して来るのに3ヶ月程度かかると考えられているからです。

 

また、年齢によって頻度を変えた方がいいという歯科医もいます。例えば、1~16歳未満の子供の場合は、春休み、夏休み、冬休みといった間隔です。

20~30歳程度なら3~6ヶ月程度で、30~50歳程度なら3~4ヶ月程度、50歳以上になると1~3ヶ月の検診を推奨するというところもあります。


尚、検診では噛み合わせのチェックや歯周病のチェックなども行いますので、年を重ねるごとに検診期間を短くした方が良いというのは間違いないかもしれません。

特に、既に歯周病になったことがある人の場合、治療後でもよく経過を診ておく必要があったりもしますので定期検診の間隔は担当の歯科医の指示にしたがってください。

 

同じように総入れ歯の人も口内状態のチェックするというのは重要なので、医師と相談しましょう。
その人の口内トラブルの状態などによって意外と変わるのが検診の頻度なので、何かトラブルがある人は自分で判断せずに検診の頻度を医師に相談するというのが無難です。

 

 

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