▼ MENU

唾液検査で分かる虫歯リスク。さらさら唾液とネバネバ唾液について

投稿日: 2017年7月6日  | カテゴリ: その他

毎日の歯磨きをしっかりと行っているのに虫歯になりやすいと思っている人や、今後とも虫歯予防をしていきたいという人は唾液検査を受けるというのも有効な方法だと思います。
唾液検査は【サリバテスト】とも呼ばれていて、難しいこともなく時間がかかるわけでもありません。
唾液の性質を知ることで虫歯になりやすい理由も分かるかもしれないため、需要な予防歯科の検査とも考えられます。

 

◆サリバテストについて

 

サリバテストは唾液量、虫歯菌の数、口内の酸を中和する能力の3種類を検査します。
それぞれ、検査の方法が違いますがとても簡単です。

 

◇唾液量の検査

無味のガムを5分間噛み続け、唾液を出します。
これによって唾液量が分かります。
唾液には口内に限っての自浄、抗菌、保護、緩衝、潤滑、味覚、消化、再石灰化といった作用が存在します。
そのため、唾液量が多いほどこれらの作用が働きやすく、虫歯リスクが下がると考えられます。

 

◇虫歯菌の数の検査

歯垢を採取することで検査します。
虫歯菌であるミュータンス菌、ラクトバチラス菌についての数を検査するのですが、前者は歯を溶かす虫歯の元となる菌で、後者は虫歯を進行させる菌です。
数が多ければ多いほど虫歯リスクが高いということになります。

 

◇口内の酸を中和する能力の検査

試験紙に唾液を一滴落として5分待ち、その後の色の変化で検査結果が分かります。
通常、口内は中性に保たれているのですが、食べ物を食べることで誰でも酸性へと傾いてしまいます。
酸というのは歯を溶かし虫歯を作り出す元となりますので、高い酸性状態が続くのは良くありません。
この検査によって、どの程度の速度で酸性から中性に戻るのかが分かります。

 

◆サリバテストの費用について

サリバテストは予防歯科で行うものなのですが、予防歯科では保険が適用されません。

そのため、検査の費用は歯科医院によってある程度は変わって来ます。

 

 

◆さらさら唾液とネバネバ唾液

唾液量が多いほど虫歯に有効であると先に記しましたが、実は唾液には2種類の性質があるのです。

分かりやすく、さらさら唾液とネバネバ唾液と表現しますが、理想的なのはさらさら唾液が常に分泌されている状態です。
ネバネバ唾液にも利点がないわけではないのですが、こちらが多いと口臭の元になったりもしますので注意が必要です。

 

唾液の性質がいつ変わるのかというと、通常はどんな時に出る唾液かによって変化しています。
さらさら唾液は、口内に食べ物を入れた時、食べ物を見たり匂いを嗅いだりした時などに分泌されるものです。
耳下腺から出ていて、口内洗浄、食べ物を飲み込みやすくする効果があります。
この唾液には消化酵素も存在しますので消化を助けることもでき、また食べたことによって酸性になっている口内を中性へ戻す役目もあるのです。
さらさら唾液を調節しているのは副交感神経で、安静時唾液という呼ばれ方もします。
心身がリラックスしている時に分泌されるものだからです。

 

ネバネバ唾液は、緊張、イライラ、ストレスなどの状態にある時に分泌されます。
また、加齢によってもネバネバ唾液が出やすくなります。
こちらは舌下腺から分泌されていて、納豆やオクラなどに存在するのと同じムチンという成分が多く含まれています。

 

このムチンが含まれている唾液は顎下腺からも分泌されていて、こちらはさらさらとネバネバの混合唾液となります。
このネバネバ成分にも利点があって、口内の粘膜保湿によって傷が出来るのを防いだり、細菌を絡めて体内へ入るのを防いでくれるのです。
しかし、ネバネバ状態が続くと唾液の自浄作用が働き難くなるため、口臭が起きやすいのです。

 

通常、私たちは一日の殆どをリラックスモードで過ごせるように副交感神経が調整しています。
そのため、さらさら唾液が多いことで、口内にトラブルがあっても口臭が殆どないということもあるのです。
口内がネバネバしていると思った時には、リラックス出来るように心がけてみたり、水分をとって潤すといいかもしれません。

 

サイト内検索はこちら

この記事の関連記事

冷たいもので歯がしみるという経験をした人は結構多いかもしれません。知覚過敏である場合も多いのですが、虫歯になっている可能性もあるため、歯がしみる時には歯科に受診した方がいいと思います。  歯の表面はエナメル質というもので覆われていて、その下に象牙

前歯のすきっ歯が気になっている人も、意外に多いかもしれません。ここでは、そのすきっ歯の治療方法について記そうと思います。   ◆ダイレクトボンディング   すきっ歯の隙間部分をプラスチックで埋めるのがダイレクトボンディングという方法です。こ

赤ちゃんの歯は、個人差にもよりますが生後6ヶ月頃に生え始めると思います。人の口内には虫歯菌がいるとされていますが、歯のない段階での赤ちゃんの口内には存在していません。虫歯菌で有名なものはミュータンス菌と呼ばれるものですが、これは歯がない時には存在出


アーカイブ

2016

最新記事

託児サービス
厚労省より認定されました

診療時間

休診日

日・祝日

calendar.png

掲載本