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事故やケガなどで永久歯が欠けて(抜けて)しまったらどうする?!

投稿日: 2017年2月1日  | カテゴリ: その他

子どもは常に体を動かしているので、走って転んだり、何かにぶつかったりは日常茶飯事ですよね。
もし転んだりぶつかったりして、永久歯が欠けてしまったら、一体どう対処すればいいのでしょうか?

 

歯が欠けた時には、欠けた歯やその破片などを全て拾って歯医者さんに持っていきましょう。

歯を強く打って、歯が大きく欠けてしまった場合も、歯を持って歯医者さんに行きましょう。

大きく欠けた時にはそのまま歯を接着剤でつけて元に戻す事ができるかもしれませんが、素人判断で勝手にくっつけてはいけません。接着剤が歯に浸みこんでしまうと、歯を戻せなくなる事もあるので、歯医者さんに処置してもらいましょう。
 

歯の周りが少し欠けてギザギザになってしまった時は、歯医者さんで凹凸をなくして平らにしてもらえます。また、くぼんでいたり、おおきなギザギザになった場合には、歯医者さんに行けば、欠けた部分をプラスティックのコンポジットレジンなどで補ってもらえるでしょう。
 

生え始めの永久歯だと、転んで歯が欠けるだけではなく、すっぽりと抜けてしまう事もあります。
その場合には、歯を洗わずに歯医者さんに持っていきましょう。(牛乳があればひたして持参します)そうすれば歯医者さんが、歯を元の位置に戻してくれます。
2週間固定すれば、神経はダメになる場合もありますが歯だけは残す事が可能です。


抜けてしまった歯を元に戻すためには、抜けた歯の状態を保つために、正しい対処をしなければいけません。
洗わずに、牛乳パックの中に入れて牛乳に浸す、または唾液の溜まった口の中に入れる、保存液に入れるといった対処を施してから、歯を歯医者さんに持っていきましょう。こうしておけば、歯が抜けても、歯を残せる可能性は大きくなります。
 

歯が欠けたり抜けたりするのは、転んだりぶつかったりした時だけではありません。歯軋りや虫歯でも欠けたり抜けたりする恐れがあります。どういうケースにしても、歯が欠けてしまったり、あるいは抜けてしまった場合には、正しい処置をして、すぐに歯医者さんに持っていくようにしましょう。


お子さんのいる家庭では、もし転んで大人の歯が抜けたらゴシゴシ洗わずすぐ歯医者さんに行く必要があることを普段から伝えておきたいものです。

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