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デメリットがある研磨剤入りの歯磨き粉に注意しましょう

投稿日: 2016年2月14日  | カテゴリ: その他

歯を白くするために、研磨剤が多く入った歯磨き粉を使用してゴシゴシと歯磨きをしている方も少なくないのかもしれません。しかし、歯の色を綺麗にするためにこのような歯磨き粉を利用すると、意外に逆効果になることもあるので要注意です。

研磨剤があることで、確かに一時は綺麗になりやすいと思います。しかし、この研磨剤が歯のエナメル質を傷つけてしまうというデメリットがあるのです。エナメル質が傷つくということは、歯の表面に無数の細かい傷が出来ているということです。

やがて、この傷に汚れが入ってしまうようになります。そうなると汚れが余計に落ち難くなりますし、研磨剤で磨く前よりも更に汚れてしまうということになります。結果として、研磨剤入り歯磨き粉を使用することでますます汚れの目立つ歯になるということなのです。

歯の汚れを落としたいのは分かりますが、研磨剤が多いものは選ばずに、粒子が細かくて傷がつき難いものを選んだ方がいいでしょう。

歯を傷つけないという意味では、歯磨き粉のつけ過ぎ、歯の磨き過ぎも気をつけないといけません。
何事もほどほどが重要です。やり過ぎると効果を高めるどころか、逆効果になってしまいます。
歯を白くしたいなら、今の汚れを落とすということよりも、これから汚れ難い歯にすることを考えた方が長い目で見ると有効なのです。

汚れ難い歯質に変えるためには、唾液の分泌が重要です。唾液量が充分であると、歯質も強くなりますし汚れ難くもなります。唾液の分泌のためには歯茎マッサージをしたり、生活習慣を見直すことがお勧めです。

また、口呼吸をする習慣のある人は、これを改善した方がいいでしょう。口呼吸は口内を乾燥させてしまうので、唾液で潤いません。

尚、今の歯の汚れを直ぐに落としたいということなら歯科医院へ行ってクリーニングを受けるのが確実でしょう。歯科医院には専用機器があるため、短時間で、しかも歯のエナメル質を傷つけずに綺麗することができます。

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