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インプラント治療にCTは必要?

投稿日: 2015年10月23日  | カテゴリ: その他

インプラント治療に欠かせないものが、歯と顎の状態を知るCT治療です。一昔前はX線を用いた画像検査であるレントゲンが一般的でしたが、現在ではより立体的に対象物を写し出せるCT治療が主流となっています。

レントゲンは今でも多く行われている写真撮影方法です。というのも、歯科医院のレントゲンで受ける放射線の被ばく量は0.01mSv/1マイクロシーベルトと、年間で受ける被ばく量の100分の1程度。きわめて安全性が高く、まったくと言っていいほど体に影響のない撮影方法なのです。

逆にレントゲンのデメリットは、対象物が平面として写し出されるため、口の中など立体視が必要な場所にはあまり適当とは言えません。歯科医師が頭の中に画像を立体的に表示するプロセスが必要になるため、治療に効率が良いとは言えないのです。インプラント治療は歯の一番奥にある歯根部分まで治療を行うため、平面上の写真だけでは位置を正確に把握しづらいのです。

・インプラント治療のリスク
レントゲンやCTで正確に写真を撮影することは、患者さんにとってインプラント治療のリスクを最小限に抑える方法のひとつです。

たとえば、上顎の奥歯の上部には鼻腔に繋がる空洞があります。この付近にインプラント治療を行う際、空洞を覆っている粘膜を傷つけるリスクがあり、傷がつくとそこから細菌感染を起こす可能性があります。

下顎の大臼歯の下には、神経や動脈が通る下顎管があります。ここを傷つけると、動脈からの大出血や神経損傷による麻痺などのリスクがあります。さらに下顎の前歯部分には、オトガイ下動脈・舌下動脈と呼ばれる血管があります。ここを傷つけると同じく大出血を起こすリスクがあります。

・CT治療の重要性
インプラント治療では、歯科用CTが非常に重要な役割を果たします。治療したい部位を、水平から・垂直から・斜めからと異なる方向に表示でき、すでにインプラントを埋めた部分についても、骨の状態を事前に把握することが可能です。歯の中には神経が通っており、ここを傷つけると麻痺を引き起こす可能性も。

レントゲンより若干数値は高くなりますが、安全性も確保されています。CTは、手術の前後で部位の状態を正確に把握し、医師による正しい手術治療のシミュレーションを可能にして、患者さん一人一人の状態を知るためにもっとも重要な存在なのです。

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