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インプラント治療費用に医療費控除は適用される?

投稿日: 2015年11月7日  | カテゴリ: その他

インプラント治療は、虫歯治療とは違い健康保険が適用できません。そのため、歯科医院それぞれが設定する料金にしたがって、自費で治療を受けることになります。

インプラントの価格は1本の歯につき約30万円から50万円くらいが相場となります。複数の歯を治療するとなると、治療そのものにかかるお金がかなりの高額になり、さらに治療後のメンテナンスにもお金がかかるので、高い買い物になることを覚悟しなければなりません。

しかし、病院で行われる治療には「医療費控除」という制度が活用できます。

・医療費控除とはどんな制度?
医療費控除とは、病院で治療や薬の購入などに支払った金額の一部が返ってくる制度です。その年の1月1日~12月31日に、自分自身もしくは家族が支払った合計10万円以上の医療費に対して、一定の金額が所得控除されます。

この医療費控除の中にインプラント治療にかかった費用も含めることができるので、一度出した費用の全額を取られてしまう心配はありません。ただし確定申告の際に、歯科医院で発行された領収書や諸経費の領収書を忘れずに提出しなければなりません。

医療費控除に含めることができるのは、インプラント治療にかかった検査代・手術代・インプラント製品の料金・被せ物・調整料・通院にかかった交通費やローン払い、付き添いが必要な人は付き添い者の交通費も控除の対象となります。ただし自家用車で通院した場合は対象外となります。

確定申告時に医療控除を受けるときは、領収書を忘れずに添付しなければなりません。プリントしたものを送るか、税務署に直接持っていきます。現在ではインターネット経由で直接送付することも可能です。

・控除を受けてどれだけ戻ってくる?
医療費控除によって戻ってくる金額は、最高で200万円まで。計算方法は、その年に支払った医療費の合計-医療保険でまかなった分-10万円
(※所得が200万円未満の場合は、総所得の5%)として計算することができます。※詳しくはお住まいの市町村にご確認ください。

医療費控除は申告し忘れてから5年まではさかのぼって控除申請をすることができます。領収書を置いたまま忘れていたら、きちんと控除申請を受けられることをおすすめします。

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