インプラント手術、その後が大切です
インプラントによる治療では、チタン製の金属を歯の根本となる骨に埋め込む手術を行います。インプラント治療は外科手術に類されるのですが、麻酔を利用するため大きな傷みを感じることなく終えることが可能です。
ただ、インプラント治療について注意しておくべきは「その後」です。
インプラントは、手術が終わったら終了ではなく、術後、歯科医院でのメンテナンスがとても必要です。
インプラントを検討されている方も知っておくべき点をいくつか挙げていきましょう。
◯インプラント治療後に注意すべきこと
・麻酔
インプラントの手術を終えて約2時間程度で麻酔の効果は切れてきますが、それまでの間は頬内側、舌を誤って噛むおそれがありますので、注意が必要です。
・抗生物質、抗菌剤、痛み止め
術後に処方される抗生物質、抗菌剤は使用条件をしっかり守った上で飲み残しの無いようにしましょう。痛み止めの場合は痛みを感じた時に利用すれば大丈夫です。服用後、アレルギー反応、下痢、吐き気、などを感じた場合は速やかに医療機関でのアドバイスを受けてください。
・うがい
インプラントの術後から3日程度は強めのうがいは控えます。
強いうがいは、手術の傷を保護している粘膜をはがしてしまうおそれがあり、強い炎症を起こしてしまう可能性があります。手術できた傷は気になりますが、炎症を抑える意味でも舌、指を使って直接触れないようにしてください。
・食事
術後、腫れ、出血、ズキズキした痛みを感じる場合もあるので、なるべく刺激の強い食材は控えましょう。極端に辛いスパイス系の食材、アルコール類も痛みを大きくするリスクがあるため、控えた方が良いと思います。
・入浴
入浴は血行促進につながるため、術後しばらくは控えましょう。術後2~3日は、シャワーなどで、簡単に済ませるようにしましょう。
・運動
運動も血行促進につながるため、術後しばらくは控えるようにしてください。
・タバコ
タバコに含まれるニコチンは血管収縮を起こすため、インプラント手術後は禁煙を意識しておきましょう。
喫煙により一酸化炭素が生まれ、血行を悪くします。これが、インプラントと骨の一体化を妨げる原因にもなります。
インプラントは、術後のメンテナンスがとても重要です。
インプラント治療をお考えの方は、ぜひ、術後の注意点についても、しっかりと説明を受けておきましょう。
当院のインプラントは、多くの米国の大学で学んだ技術が生かされています。研修の為に訪れた大学は、ハーバード、ミシガン、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、南カリフォルニア、インディアナ、ニューヨークコロンビア、ニューヨーク大学・・・詳しくはコチラ
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