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くぼくら歯科の根管治療

マイクロスコープを使った精密根管治療

歯の中には、歯髄と言う組織が入っています。触ると激痛がするので神経と呼ぶことも有ります。虫歯になってもそのまま放置をしておきますと、痛みが出てまいります。つまり歯髄に細菌感染を来たしたからです。治療は、その細菌感染してしまった歯髄を取り除き、人工物でその空間(根管)を充填して治します。

その際に、活躍するのがマイクロスコープ(実体顕微鏡)です。つまり歯の中を3倍から24倍程度に拡大して、それを見ながら治療をするのです。未だ、マイクロスコープを使った根管治療は、日本ではあまり普及しておりません。しかし、米国では当たり前の治療となっております。

◆マイクロスコープ

当院では、カールツァイス社とペントロン社のマイクロスコープを2台装備しております。精密診療はもちろんのこと、内蔵のビデオカメラで実際の治療の様子を録画する事が出来ます。説明の際にはその映像をお見せします。

尚、当院では健康保険でも、自費診療でもマイクロスコープを使って診療を行うのがスタンダードなスタイルです。よって、追加の費用は一切ございません。

◆マイクロスコープで見たイメージ

マイクロスコープを用いると、根管の中の汚れが一目瞭然に分かります。汚いままに根管に人工物を詰め込んでしまうと、数年してから根の先に膿が溜まって痛むような症状が出てまいります。マイクロスコープの使用でその様な不具合はかなり防げます。

根管治療(根の治療)について

虫歯になると歯に穴があいてしまうのはご存知の通りですが、放置しておくと更に進行して歯の中の組織にまで細菌が進入してしまいます。
歯の中には空洞があり、その中にはシラタキのような組織が入っています。ちょうどお饅頭のような構造で、皮の中に餡が入っているのと同じです。

歯の組織は「おまんじゅう」のような構造!?

● 象牙質
組織の外側=まんじゅうの皮に相当する部分が虫歯になった場合は、痛みもなく、その部分だけを補修する治療がおこなわれます。

● 歯髄
歯の組織の中側=まんじゅうの餡に相当する部分が虫歯になると痛みが出ます。そのまま放置すると餡の部分は腐ってしまうので、餡を取り除く治療が必要です。
歯髄は歯の根っこに相当することからこの治療を「根の治療=根管治療」といいます。治療は「抜髄処置」と「感染根管処置」の二つに大きく分けられます。

抜髄処置について

虫歯になると、最初のうちは無症状ですが、そのうちに、冷たい水がしみる様になります。そして、次第に熱い物を飲むと暫くの間、痛いようになり、それを更に放置すると、今度は冷たいものや熱い物を飲んだり、食べたりした後に持続的な痛みとして感じられるようになります。まだこの段階なら抗菌剤を使う事により、抜髄処置をしなくても済む場合もあります。しかし更に放置すると、夜中に痛くて目が覚める様な症状に始まり、痛みが激しいためにどこが痛いのか判らない様になってきます。こうなってしまうと、歯髄の除去(抜髄処置)をしなければなりません。治療の回数は歯の形や根の曲がり方、その他の条件で異なります。

◆根の先を探す

ワインの瓶をさかさまにしても、コルク栓がきっちり閉まっていればワインは漏れません。同様に根の先を塞ぐことで細菌が漏れ出さないように根の先を探し、ピッタリとふたをします。この根の先を探す作業は大変な場合があります。歯は工業製品では無いので、根の先の孔が細くなっていたり、根の先で根が曲がっている場合も多く、奥歯の場合は簡単に見つからない事が大多数です。それを苦労しながら見つけます。歯の根の数は、前歯では1つ。奥歯は3〜4本ですので、奥歯は前歯の3〜4倍以上の手間がかかります。

◆根の中を整形する(根管拡大)

根の先が見つかったら、歯髄を除去した空洞を器具(ファイルまたはリーマー)を使って拡大します。これはワインのコルク栓に相当する物を根の先に運ぶための道路工事みたいなもので、しっかり行わないと、コルク栓が途中で引っかかってしまってきっちりとしたフタができません。

◆根の中を詰める(根管充填)

整形が終わったら歯髄腔に人工物を埋め込む作業をします。大きく分けて3つの方法があります。

1. 側方加圧根管充填
ガッタパーチャという、南国で採れる天然ゴムの一種を、お菓子のポッキー状にして、セメントと一緒に歯の中に入れる方法です。根の先にはセメントが入ります。比較的簡単で術後も痛くありません。抜随処置には向いていますが、再度治療が必要となり処置をした場合(感染根管処置)、あまり予後が良くありません。

2. 垂直加圧根管充填
側方根管充填と同様の素材(ガッタパーチャ)を使用しますが、短めに切り棒状の器具で根の先に置いてくるという充填法保です。根の先にはガッタパーチャが入ります。きっちり栓ができるので、特に感染根管処置の場合の予後が良好です。しかし、長めの歯の場合処置が難しく、また術者の技術が未熟ですと歯を多く削ってしまい、歯の強度を落とす恐れがあります。術後に鈍痛が1週間ほど残る場合があります。

※米国では、側方加圧充填と、垂直加圧充填を組み合わせた、コンティニアウスウェーブテクニックが主流となっています。通常の根管充填に用いるガッターパーチャより太い物を用います。当院でも症例によってはこのテクニックを使います。


3. 糊剤根管充填
通常根の治療の後は、咬むと痛かったりするものですが、それが全く無い場合で、根がかなり曲がっていたりする場合は、あまりいじらない事があります。その際にはペースト状の充填材を使う事があります。

感染根管処置について

抜髄処置をした後に、その歯の具合が悪化してしまった場合の処置を感染根管処置といいます。通常は前述の抜髄処置で治癒するのですが、歯髄が入っていた歯髄腔の構造が複雑だったり、アレルギー体質の場合、また根管充填そのものが空洞だらけにされていたりする場合は、歯の先端から感染物質や有機物が漏れ出してしまい炎症をおこします。


多くは根の先に、根先病変(根先病巣)という、レントゲンやCTを撮ってみると周囲の骨とは異なる、明らかに黒っぽく見える部分が存在します。また周囲の歯肉が腫れて、膿の出口を形成する事もあります。(フィステル:歯ぐきがはれて、膿が出てくる状態


骨吸収(術前)

2013/12/14 (術前)
根っこの先が黒く、骨が吸収されています。

 

骨ができる 治癒

2014/10/04 (術後)
骨の再生(骨ができる)も認められ、治癒した状態

◆治療方法

痛みがある場合は薬等で痛みを除いた後に、歯髄腔に詰めてある充填材を外し、根の先の孔(根先孔)を探します。
根先孔が見つかったら、歯髄腔の中の汚れや細菌を取り除き、再度根管充填しなおします。

感染根管処置の成功率は70%前後と言われています。特に、何回も治療が繰り返されている様な歯の場合は、根の先にバイオフィルムと言う膜を持った細菌の塊が形成されている事が多く、治療に反応しない場合もあります。ただ、多くの場合は、適切な根管治療により、根の先の無くなってしまった骨までが再形成されます。

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