▼ MENU

口臭は歯周病が原因?! 歯石除去がカギ

投稿日: 2017年1月11日  | カテゴリ: その他


口臭の原因は、色々ありますが、口臭がきつい人は、歯周病になっている事が多いようです。慢性的な口臭の場合、その原因の9割は虫歯と歯周病です。口臭をなんとかしたいなら、まず虫歯や歯周病を防ぐためのケアは絶対に必要だという事ですね。

 

でも、なぜ虫歯や歯周病で口臭がひどくなってしまうのでしょうか?

 

歯周ポケットにたまっている歯垢に住みつく細菌が増殖するとガスが出ますが、それが臭いの原因となってしまう事があるようです。また、これを放置していると、どんどん炎症が悪化し、出血や膿などで臭いを放ってしまう事も。この状態のまま放っておくと、口臭だけではなく、歯まで抜けて落ちてしまいます。

 

歯周病の場合、虫歯と違って初期には痛みがないため、悪化するまで気が付かず、知らぬ間に口臭を放っている事もあります。

セルフケアとプロケアが必要です

口臭や歯が抜け落ちる原因となる歯周病を予防するには、正しい歯磨きをする必要があります。歯ブラシで歯周ポケットや歯の間までしっかりと磨き、歯と歯の間の落ちにくい汚れは、フロスや歯間ブラシを利用して歯垢を落とすようにしましょう。こうする事で、80~90%の歯垢は落ちます。

 

ですが、丁寧にセルフケアを行っても、10%ぐらいは歯石になってしまいます。一旦、歯石になってしまうと、どれだけ磨いても歯ブラシでは除去できないので、定期的に歯医者さんへ行き、歯石を除去してもらうようにしましょう。

しっかりと口腔ケアと歯石除去をしていれば、ほとんどの口臭は予防できるのです。定期検診&クリーニングは是非受けましょうね! 歯科衛生士がやさしく綺麗にいたします。

 

 

歯周病で体まで侵される?!

 

歯周病というと歯や歯茎にだけ不具合があるように思えますよね。でも、歯周病は全身に悪影響を及ぼす事もあります。体まで侵されてしまう危険性のある歯周病とは一体どんな病気なのでしょう?

 

歯周病は、歯垢の中の細菌によって引き起こされてしまう炎症で、症状としては、歯肉が赤くなったり腫れたりします。症状が悪化すると歯と歯肉の間の溝が深くなって、歯を支えている骨である歯槽骨が溶かされ、歯が抜け落ちてしまいます。

細菌の温床となっている歯垢は毎日のブラッシングでは落としきれません。歯垢はやがて固い歯石となり、ブラッシングでは取り除けなくなってしまいます。そしてそれが歯周病の進行へと繋がっていくんです。

 

歯周病になると、最終的に歯が抜けてしまうというだけではありません。歯周病によって体まで侵され、健康を害してしまう事もあるんです。

炎症により作られたサイトカインという物質が、歯肉の血管から血液へと流れ込むと、全身をめぐって体の臓器や組織に悪影響を及ぼしてしまうんです。

 

☆糖尿病

糖尿病には様々な合併症がありますが、歯周病のその合併症の1つです。
糖尿病患者さんの多くは、重度の歯周病であり、サイトカインが血糖値を低下させるインスリンの働きを邪魔するため、血糖コントロールがうまくいかなくなってしまうんです。
歯周病を治療する事でサイトカインも減り、血糖コントロールの改善に繋がります。

 

☆冠状動脈性心疾患

冠状動脈性心疾患とは、冠状動脈の血液循環が悪くなって引き起こされる心疾患の総称です。
歯周病菌やその病原因子が血液の流れに乗り、冠状動脈でアテロームが形成されますが、アテロームの形成で冠状動脈が閉塞されて引き起こされるのが心筋梗塞や狭心症の虚血性疾患です。
歯周病にかかっている人は、こうした心血管疾患のリスクが他の人よりも高くなってしまうんです。

 

☆誤嚥性肺炎

飲み込む力が低下している高齢者に起こりやすいのが誤嚥性肺炎です。
唾液の中にある歯周病菌が気管に入り、肺炎を起こすのが誤嚥性肺炎ですが、しっかりと口腔ケアをして歯周病菌を減らしておけば、肺炎発生率を下げる事は可能です。

 

☆早産・低体重児出産

妊娠中はホルモンの変化により、歯周病になってしまう事がありますが、この歯周病原性細菌やサイトカインが血液に乗って子宮に行くと、子宮筋の収縮が起こり、早産や低体重児出産を引き起こす可能性も。
歯周病にかかっていると、低体重児出産のリスクが高まってしまうんです。

 

☆骨粗鬆症

骨粗鬆症の人が歯周病になると、歯槽骨の吸収が加速され、症状が悪化する可能性があるそうです。
歯の喪失と骨密度減少には関係があるという報告もあります。

 


このように歯周病が進行すると、体まで危険にさらされてしまいますから、歯科医院で定期的にクリーニングやメンテナンス(歯石除去)を受けるようにしましょう。

この記事の関連記事

赤ちゃんの歯は、個人差にもよりますが生後6ヶ月頃に生え始めると思います。人の口内には虫歯菌がいるとされていますが、歯のない段階での赤ちゃんの口内には存在していません。虫歯菌で有名なものはミュータンス菌と呼ばれるものですが、これは歯がない時には存在出

歯周病も軽度、中度、重度で症状が変わって来ます。ここでは、重度の歯周病について記そうと思います。   重度になると、歯を支えている骨の2/3以上が溶けていると思います。歯周ポケットがとても深くなりますし、歯が相当グラグラし始めます。歯のグラつき

読売新聞に7月上旬に掲載されたこんな記事。目にした方も多いかもしれません。 「機器」とは、歯を削る時に使用するエアータービンのハンドピースのことです。先が細くてキュイーンと音がする、あの機器ですね。   これらは、お口の中を治療する為であるの


アーカイブ

2016

最新記事